農水省「世界の飲食料市場規模の推計」発表
農林水産省によると、2030年の飲食料市場規模は1360兆円となり、2015年の890兆円の1.5倍に拡大すると見込まれるそうです。
図 主要34か国の飲食料市場規模
出典:農林水産省Webサイト(http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/190304.html)
国内の飲食料市場規模について
人口減少や高齢化の進展により、減少する見込みだそうです。
世界の飲食料市場規模について
世界人口と食生活の変化により、食料需要は増加する見込みだそうです。そのため国内需要だけでなく、海外需要の獲得も必要となっていきます。実際に、国内大手ビールメーカーのサッポロホールディングス(2501)、アサヒグループホールディングス(2502)、キリンホールディングス(2503)、サントリー食品インターナショナル(2587)は海外売り上げ比率を高めています。
2018年の農林水産物・輸出額は9068億円でしたが、農林水産省は2019年の目標1兆円を通過点としてさらなる輸出拡大を目指しています。
まとめ
国内飲食料メーカーは海外展開を拡大していかなければ今後は厳しいと考えられます。
参考:農林水産省 世界の飲食料市場規模の推計結果について
(http://www.maff.go.jp/primaff/seika/attach/pdf/190329_01.pdf)